2018/9/26のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/09/24)(PDF)
●デイリーレポート
9月26日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の
結果やパウエルFRB議長の記者会見を控え、 様子見ムードが強い相場が続きました。
東京朝方に113円台を付けたものの、113円台ではドルの売りに押され、
その後は112円90銭前後で一進一退となりました。
注目のFOMCでは、市場予想通り政策金利を2.00~2.25%に引き上げ、先行きの利上げ回数
見通しは据え置き、今年と来年の経済成長率の見通しを引き上げました。
これを受けて、12月の利上げを示唆したとの見方から一時113円14銭と
7月中旬以来2カ月ぶりの高値を付けました。
しかし、声明で「政策姿勢は引き続き緩和的」との文言が削除されたことから、
利上げ終了の時期は遠くないとの思惑が浮上しどれは反落、112円70銭水準まで軟化しました。
このドルの下落では、ボリンジャーバンドを下抜け、下方向のバンドウォークが形成されています。
FOMCの結果については、おおむね予想通りとの見方が支配的で、材料出尽くしの動きでのドル小幅反落といえるでしょう。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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