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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/8/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/08/13)(PDF)

●デイリーレポート
8月16日のドル/円相場は、東京時間朝方に前日の海外市場の安値を
再度試しに行き110円45銭の安値を付けました。
しかし、その後はドルの買い戻しが優勢となり110円後半へ反発、
欧州時間も110円後半での取引が続きました。
この間、MACDが買い転換しており、
その後のドル上昇を示唆する形となっています。

NY時間に入ると、序盤に発表された
8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は21カ月ぶりの低水準となり、
7月の住宅着工件数も市場予想を大幅に下回ったことから
ドルは110円56銭まで値を下げました。
その後、米国と中国が貿易協議を再開すると伝わり、
米中貿易摩擦への懸念が後退し、米株式相場が大幅に上昇したことを受け
ドルも反発、さらにトランプ大統領やクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が
ドル高を評価する発言をしたこともあり111円12銭まで上昇しました。
ただし、引けにかけてはムニューシン米財務長官が、
トルコ当局が拘束している米国人牧師を解放しなければ、
追加制裁を科す用意があると語ったことを受け
ドルは上げ渋り110円90銭水準で引けています。

ドル/円は110円半ばから下値が堅くなる一方、111円台では上値が重く、
本日も110円後半での小動きが続くことが予想されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

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