2018/6/8のドル円相場の考察
先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/06/04)(PDF)
●デイリーレポート
先週末(6月8日)のドル/円相場は、週末に主要7カ国(G7)首脳会議が行われるほか 、
今週には米朝首脳会談、欧州中央銀行(ECB)理事会、米連邦公開市場委員会(FOMC)など
重要イベントが相次ぎ、身動きがとりづらい状況が続きました。
東京時間では、値幅は約30銭程度で模様眺めの動きとなりました。
しかし、欧州時間に入ると欧州株安やG7首脳会議を巡る不透明感からリスクオフの
円買いが優勢となり一時109円20銭まで下落しました。
この下落で、ボリンジャーバンドの下抜けと小さなバンドウォークの形成が確認できます。
NY時間に入ると米国株高を受け、市場心理も改善しドルの買い戻しが優勢となり109円半ばを回復しました。
その後は、109円前半での小動きが続き、109円50銭水準で週を越えています。
今週は、重要イベントが続きますが、特にFOMCは注目で政策金利の引き上げは確実視されているなか、
欧州政治リスクの影響に関する言及が注目されます。
また、利上げ加速の期待が低下すれば、ドル売りがやや強まる可能性もありそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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