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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/3/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/03/05)(PDF)

●デイリーレポート
3月7日のドル/円相場は、東京時間朝方にコーン米国家経済会議(NEC)
委員長の辞任報道が伝わると急落し、115円45銭の安値を付けました。
コーンNEC委員長は自由貿易主義者で、トランプ政権内でも
「良識派」とされる人物であり、コーン委員長の辞任でトランプ大統領が
保護貿易の過激路線を強めるとの警戒感が台頭したと指摘されます。

このドル下落で、ボリンジャーバンドを下抜け軽いバンドウォーク形成されました。
しかし、バンドウォークは一過性に終わり、価格の下値更新にもかかわらず
RSIの安値は維持されており、短期的な反発を期待させる形となっていました。

その後は欧州時間終盤までは105円半ばでの方向感のない動きを続けました。

NY時間に入ると、2月の米ADP雇用統計(※1)で民間雇用者数が23.5万人増と
市場予想を上回り、前月分も24.4万人増と上方修正されたことを受け、
ドル買戻しが優勢となり105円後半へと値を戻しました。
さらに終盤に発表された米地区連銀経済報告(※2)で全米の経済成長の継続や
インフレ上昇が確認されたことや、ホワイトハウスが輸入関税について
メキシコやカナダを免除する可能性があるしたことなどを受け、
116円台を回復し、106円10銭水準でNYを引けています。

ドル円は105円台半ばを大きく割り込むこともなく
106円台を回復しており底抜けの不安は後退しました。
しかし、明日には米雇用統計(※1)を控えており、
下値リスクがなくなったわけでもないことから、
本日も106円台では上値の重い動きが続きそうです。

※1.ADP雇用統計とは
米国の民間雇用サービス会社ADP(Automatic Data Processing)が
公表する全米の雇用統計リポート。
雇用統計(翌月の第1金曜日公表)の2日前に発表され、
失業率と非農業部門雇用者数の増減が特に注目される。
雇用統計の先行指標とされる。

※2.米地区連銀経済報告(ベージュブック)とは
米国の連邦準備銀行がまとめた、地域の経済状況を報告する文章のこと。
FOMC(FRBが開く会合)が開催される2週間前の水曜日に公表される。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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