2017/11/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/11/20)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、112円台での方向感のない小動きが続きました。
東京朝方に112円70銭の高値をつける局面があったものの、
その後はNY時間中盤まで112円50銭を挟んだ狭い動きが続きました。
MACDを見ると、東京午前に売り転換したものの、下げに勢いはなく、
その後ゼロ水準近くで横ばいとなっており、方向感のない相場が確認できます。
NY時間中盤では、米国債利回り低下を受けたドル売りで、一時112円18銭まで下落しました。
ただし、その後に発表された10月の米中古住宅販売件数が548万戸と市場予想を上振れ、
さらに米国株がプラス圏で推移したこともあって、米債利回りは一転して上昇となり、
ドルも112円半ばまで値を戻しました。
この動きで、ボリンジャーバンドを下抜けたものの、
戻しも早く一過性の動きにとどまっています。
明日は、米国は感謝祭休暇入りし、日本も勤労感謝の日で休日となることもあり、
本日も112円台での様子見姿勢が強い動きとなりそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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