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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/10/13のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/10/10)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京時間では方向感がなく
112円台前半で膠着した動きながら、やや上値の重い動きとなりました。
前日の海外市場では、MACDが売り転換しており、
その流れが続いていたといえます。

欧州参入後は、ドル売りが強まる局面があり、
一時112円を割れる動きとなりました。
この下げでボリンジャーバンドを下抜けましたが、
一過性の動きですぐに反発に転じ、112円26銭まで上昇しました。

NY時間に入ると、序盤に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が
前年比+2.2%、コアCPIが同+1.7%と、いずれも市場予想を小幅に下振れ、
同時に発表された9月の米小売売上高も前月比1.6%増と市場予想を
下回ったことからドル売りが優勢となり、一気に111円69銭まで下落しました。
しかし、その後に発表された10月のミシガン大消費者信頼感が
101.1と市場予想を上回り、2004年1月以来の100台を記録し、
これを受けてドルは112円ちょうど手前まで反発する
展開となり、その水準でNYを引けています。

今週は、本日からの米韓共同訓練に反発し北朝鮮が新たな
挑発行為に出る可能性もあり、このリスクがドルの上値を抑えそうです。
ただし、米景気は堅調に推移しており、ドル売りの動きがさらに強まる展開は期待しにくく、
米国株が高値圏を維持していることもあり、ドルの堅い動きが期待されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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