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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/8/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/08/07)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、早朝に伝わった一連の北朝鮮関連の
報道を受け、リスク回避のセンチメントが広がり、円ショートの
巻き戻しが活発化し、110円を割り込む動きとなりました。
東京午後には、一時110円台を回復する動きがあったものの、
ドルの上値は重く、欧州時間にかけて再び109円台での推移となりました。

NY時間に入ってもドル売りの流れは変わらず、
一時109円56銭の安値をつけました。
ただし、東京、欧州、NYとドルの安値は切り下がっていましたが、
RSIをみると安値の切り上がりが確認でき、
短期反発の可能性を示していることがわかります。

その後、米4-6月期非農業部門労働生産性速報値と6月卸売在庫
改定値が予想を上回ったことを受け、ドルのショートカバーが
優勢となり、110円を回復、110円17銭の高値をつけました。
もっとも、反発したとは言えドルの上値は重く、その後は再び
下落して110円を挟んだ方向感のない動きでNYを引けています。

本日発表される米卸売物価指数が注目されており、
それを見極めたい向きが多いため、東京時間は現状の
110円近辺での模様眺めの動きが続く可能性が高いでしょう。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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