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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/6/23のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/06/19)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、終始111円台前半での動意に欠ける動きが続きました。
手掛かりに乏しく、閑散なマーケットで、積極的な売買は見られませんでした。

NY時間に入り、5月の米新築住宅販売が61.0万戸と市場予想を上回り、
前月分も上方修正されましたが、ドル買いの動きは強まらず小動きが続きました。
さらに、セントルイス連銀のブラード総裁が、インフレとインフレ期待は
下向きのサプライズであり、現在の政策金利は適正水準であると発言しましたが、
ただ一方でバランスシート縮小は9月開始の可能性もあると指摘したことで、
これもマーケットへの影響は限定的でした。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドは収縮を続け次の動きに備える形であり、
MACDとシグナルもゼロ水準で交錯しており方向性を感じさせない形となっています。

本日も東京時間は111円台前半での小動きが続きそうで、
NY時間の経済指標後の動きに期待したいところです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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