2016/12/7のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/12/5)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は114円台前半で方向感のない動きを続けました。
一時的に114円を割り込む局面もありましたが、滞空時間は短く
ドルの下値が底堅いことを確認する動きとなりました。
しかし、海外時間に入ると、ドルがじりじりと軟化する動きに転じました。
NY原油先物の続落や債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となり、
NY時間では一時113円42銭まで下落する動きとなりました。
この下落で、ボリンジャーバンドを下抜けましたが、この動きも一過性で
バンドウォークには繋がらず、米国株式の堅調な動きに支えられて、
すぐに反発する展開となっています。
ただし、その後は114円を回復することが出来ず、
やや上値の重いムードでNYを引けています。
ドル先高感は残るものの、ドル買いを促す新規材料には乏しいため、
本日の東京時間も113円台での方向感のない動きが続きそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
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