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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/11/1のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/31)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は104円台後半での小動きが続きました。
日銀金融政策決定会合の結果は市場の予想通り
現状維持となったため相場に影響はありませんでした。

欧州時間に入ると、スタートはドルが強含み105円台を回復しましたが、
その後は徐々に軟化する動きとなりました。
さらにNY時間に入ると、9月の米建設支出が前月比0.4%減と
市場予想に反し2カ月連続のマイナスとなったことから
第3四半期の米GDPは下方修正されるとの見方が強まり
ドル売りが優勢の展開で、一時103円80銭まで下落しました。
大統領選の一部世論調査でトランプ氏優勢との報道が
市場の警戒感を強めリスク・オフのムードが広がったことも
ドル安の要因となったとの指摘もあります。

この流れで、ボリンジャーバンドの下抜けが起き、強いバンドウォークの動きが確認できます。
その後、NY引けにかけて104円台を回復していますが、ボリンジャーバンド
拡大を続けており、相場の下落の勢いは継続しているように見えます。

本日の東京時間もリスク・オフの流れが続き104円台前半は上値の重い動きが予想されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

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