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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/10/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/17)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は前日同様
模様眺めムードが強く104円近辺での小動きが続きました。
朝方はドルの上値の重いムードでしたが、
午後には上昇に転じ104円台を回復する局面もありましたが、
ボリンジャーバンドにタッチするまでには至りませんでした。
このドル上昇に先駆けて、MACDが買い転換していることが確認できます。

海外時間でも方向感のない動きが続きましたが、9月の米消費者物価指数(CPI)が
発表されると、予想通りの好内容だったことを好感してドル売りが巻き戻され、
円は一時的に104円20銭近辺に上昇、ボリンジャーバンドを上抜けしました。
しかし、この上抜けも一過性の上ヒゲだけで終わり、
バンドウォークには繋がりませんでした。

その後、原油先物価格が反落すると、米債利回りも低下し、
ドル/円は下落基調に転じ103円74銭まで下押ししました。
この流れでMACDは売り転換し、ボリンジャーバンド
ロアーバンドを試しにいく動きとなっています。

昨日の動きでは、104円台が重いことを印象付ける結果となっており、
本日も104円水準をレジスタンスとして103円台後半での
小動きが続く可能性が高いように思われます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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