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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/5/13のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/5/11)(PDF)

●デイリーレポート
先週のドル/円相場は、週初に麻生財務相が参院決算委員会で、
急激な為替相場の変動が起こった場合について、「当然、介入する用意がある」と
述べたことを受けて介入警戒感が広がり119円台を回復する動きとなりました。
また、経済指標の改善で利上げ期待が再浮上したことが
ドル買いにつながったとの指摘もあります。

しかし、110円を前に利食いのドル売りや本邦輸出勢の戻り売り圧力が強く、
また週末にはルー米財務長官が、20-21日に開く先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議
(G7)で通貨安競争回避の公約を強化すべきだと表明し、日本の円売り介入に対する
市場の警戒感はやや低下したことから、ドル上昇は一服となりました。
さらに13日の米国株が大きく下げたことも嫌気され、
ドルは108円半ばまで押し戻されてこの週の取引を終えています。

テクニカルで見ると、ドルが戻ったとは言えRSIは中立水準まで
戻ってはおらず、上値の重さを感じる形となっています。
一目均衡表では遅行スパンが買い転換しているものの、
今週は現状水準でもみ合う可能性が高く、
明確にドル上昇のイメージを抱きにくい形となっています。

今週は、18日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録
(4月26-27日開催分)が注目されるものの早期利上げを連想させる
内容でなければ、ドルの押し上げ要因にはなりにくいとの指摘があります。

また、110円以上の水準で利益確定を狙った投資家のドル売りや
輸出企業などのドル売り予約が増えることが予想され、新たなドル買い
材料がない場合、ドルが110円を超えていく可能性は低いと思われます。

※チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

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