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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/4/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間に日経平均が寄り付きのマイナス圏から
切り返して一時200円超高へと上昇する中、108円台を回復する動きとなりました。
実需筋などのドル売りに押される局面もありましたが、ドルの買戻しは続き
午後3時にかけて108円40銭水準まで値を上げました。

欧州スタート時に若干した押ししたもののドルの底堅さは続き、
NY時間ではサウジアラビアとロシアが増産凍結で合意したとの
報道を受けて原油底入れ期待が広がり、リスク選好のドル買い、
円売りが優勢となり108円79銭の高値をつけました。

テクニカルで見ると、相場はボリンジャーバンドに絡みながら
上昇しているものの、明確なバンドの拡大は確認できず、
バンドウォークを形成するほどの勢いはない状況に見えます。

MACDは一昨日に買い転換後、昨日の朝方に売り転換の兆しが
出ましたが騙しに終わり、その後の上昇を示唆する形になっています。

2014年10月以来の安値となる107円台からから持ち直したことで、
3月29日の高値から4月7日の安値までの下落幅の38.2%戻しである
110円水準が視野に入ってきたといえるかもしれません。

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