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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/2/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方114円近辺で
スタートしたものの、その後ほぼ一貫して下げ続け、
午後3時過ぎには112円80銭水準まで下落しました。
前週末に発表された米第4四半期GDP改定値や
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を
挟んだ上昇分を、ほぼ吐き出した形となりました。

MACDも朝方早々に売りサインに転じており、昨日の
ドルの上昇を先取りして示唆した形となっています。

欧州時間に入り、113円台を回復する局面もありましたが、
米国の2月シカゴ購買部協会景気指数、1月中古住宅成約指数、
2月ダラス連銀製造業活動指数の予想を下回る結果を嫌い
ドル売りが再燃し、112円60銭水準でNYを引けています。

また、NY引け後の東京早朝にはもう一段のドル
下落となり、112円前半をつける動きとなっています。
もっとも、この朝方の下落でボリンジャーバンド
下抜けたものの、ローソク足の実体はバンド内に
納まっており、バンドの拡大も起きていないことから、
下方向への圧力もあまり強くはないものと思われます。

本日も、日・中の株価や人民元の動向をにらんだ展開が続く
ものとみられ、午前に発表される中国の製造業PMIを受けて、
どのように反応になるかが関心を集めていると指摘されています。

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