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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/2/25のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、前日のNY市場終盤でショート
カバーが優勢となった流れを引き継ぎ、朝方の安値
111円90銭から、一時112円63銭まで買い戻されました。
堅調な日経平均がドル買い戻しのサポートとなったことや、
五・十日で、月末のスポット応当日にも当たるため午前中に
本邦実需筋によるドル買いも見られたと指摘されます。

この上昇でボリンジャーバンドのアッパーバンドにタッチ
しますが、ここではバンドが上値抵抗として機能して、その
後の利食いによるドル反落の引き金となった様に見えます。

欧州時間に入り、利食いに押され112円を割り込む局面も
ありましたが、再びドルは上昇基調に戻っています。

MACDを見ると、シグナルと交錯し売り転換しかけましたが
だましに終わり、ドル買い基調が続いていることがわかります。

NY時間に入ると、米国の1月耐久財受注が予想を上回り3か月
ぶりのプラスに改善したこと、ロシアのノバク・エネルギー相が、
「石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟国の石油担当相が
3月中旬に会合を計画している」と発言したことを受けて原油価格が
上昇に転じたことなどから、リスク選好の円売り、ドル買いが再燃し、
一時113円02銭まで上昇し、112円90銭レベルでNYを引けています。

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