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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/1/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京午前では日銀に対する
追加緩和期待や実需筋の買いなどで118円台を
維持していましたが、日経平均が400円を超える
下げ、米WTI原油先物が一時2.5%超の下落になると
117円台へと押し戻される展開となりました。

欧州時間の始まりも、ドル安の流れを受け継ぎ、
一時117円65銭水準まで下げました。

このドルの下落では、相場はボリンジャーバンド
ロアーバンドに絡みながら動いていたものの、
アッパーバンドも下がる動きであり、バンドウォークとは
言えず、下落の勢いが弱かったことが示唆されています。

実際に、その後は原油が上昇に転じ、株価も下げ渋ると
一転して円売りとなり118円台を回復する動きとなりました。

この反転で、MACDが買い転換していることが確認できます。

NY時間では、予想を上回った米国の住宅価格指数や
消費者信頼感指数、また、1月リッチモンド連銀製造業
指数が2ヶ月連続でプラスを維持したことが好感材料となり、
ドル買いが優勢となり、118円62銭まで上昇しています。

もっとも、日米の金融政策に行方を見極めたいとの思惑が
強く、一方向へ突き抜ける動きは出てきませんでした。

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