2015/9/15のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
昨日のドル/円相場は、東京午前中は、
仲値公示にかけて120円66銭まで上昇する動きとなりました。
商業決済が集中しやすい五・十日ということもあり、
実需のフローで買いが優勢となっていたと指摘されています。
正午過ぎには、日銀が政策決定会合で金融政策を維持したことを受け、
120円35銭付近から一時120円割れまで下げる動きとなりましたが、
その後は総裁会見に関心が移り、120円をはさんで揉み合いとなりました。
東京引けから欧州スタートにかけては、
中国株が下げ幅を広げたことなどを材料に円買い圧力が強まり、
119円半ば割れまで押し込まれる動きとなりました。
もっとも、この間の動きで、価格は下値を切り下げたものの、
RSIは切り上がってダイバージェンスとなっており、
ドルの反発が期待できる形となっています。
実際にNY時間に入り、朝方発表された米小売売上高が底堅く、
米経済の堅調さを示すものであったこともあり、
また米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米株式相場が
大幅に上昇したことで、 ドルも買い戻され120円台を回復しています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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