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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/8/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、人民元の対ドル基準値が3日連続で引き下げられたことを受けて
いったんドル売りとなりましたが、午後にかけて株価がプラス幅を拡大する中、
じりじり値を戻す動きとなりました。

海外市場でも、米国の小売売上高や企業在庫の改善で、米国の利上げを織り込むドル買いが
再燃したほか、中国人民銀行が「人民元の切り下げのペースをコントロールする」
と公約したため、人民元の下落が一段落したことを背景にリスク選好の円売り見られ、
124円半ばでの保合い相場となりました。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドが収縮を続けており、相場の明確な方向感がない中、
次への動きのためにエネルギーを溜めている様子がわかります。

MACDを見ても、ゼロ水準でMACDとシグナルが交錯しており、方向性が見出せません。

大きな流れはドル上昇を継続しているものと思われますが、短期的には
動きにくい状況となっており、本日も株価を睨みながら神経質な取引が続きそうです。

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