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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/8/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間は夏季休暇中の参加者も多く
盛り上がりにかけるスタートとなりましたが、午前10時半過ぎに、
中国が人民元を約2%切り下げたことが伝わると
124円後半まで買われました。
市場では、切り下げ自体は想定内だったものの、
幅が思っていたより大きかったので驚きがあった
との指摘が見られました。
ただ、その後は利益確定売りに押され、124円半ばまで反落、
このところの125円台に定着できておらず、125円の壁も
意識されていた模様です。

この動きで、ボリンジャーバンドの上抜けとなったものの、
一過性の動きに終わりバンドウォークにはつながりませんでした。

その後は124円後半での動きが続きましたが、NY時間に入ると
再び人民元切り下げを取り上げたドル買いが強まり、
一時125円21銭と、6月8日以来約2カ月ぶりの安値を付けました。

MACDを見ると、一昨日からだましは入るものの一貫してドル買いとなっており、
人民元の材料がなくとも、ドルが上値を試す土台ができていたのかもしれません。

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