2015/2/11のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、東京市場が休場の中、海外市場でドルは120円台へと値を伸ばし、
1月5日以来の高値をつけました。
リッチモンド連銀のラッカー総裁がゼロ金利解除のタイミングについて「6月が適切」と発言したほか、
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も1月の堅調な米雇用統計の結果を踏まえて、
「ゼロ金利解除の時期が徐々に近付いている」との見方を明らかにしたことで、米10年債利回りが
2%台に上昇し、ドルを押し上げる要因となりました。
テクニカルで見ると、ドルの上抜けがはっきりとした形となっています。
一目均衡表の先行スパンの雲をクリアーに上抜き、昨年12月の高値を再びうかがう形となっています(A)。
また、遅行スパンはローソク足との逆行を見せて上抜け、買い環境へと転換しました(B)。
逆行がこのまま続けば、もう一段のドルの急上昇の可能性も示唆されています。
ただし、Williams %Rを見ると、既にゼロ水準まで上昇してきており、短期的には調整の可能性を
高めていることには注意が必要でしょう(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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