2014/12/5のドル円相場の考察
先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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先週のドル/円相場は、終始堅調な動きとなりました。
衆議院選挙で与党圧勝の観測報道、フィッシャーFRB副議長のタカ派発言、原油価格の続落が
ドル上昇につながったと指摘されます。
また、週末の11月の米非農業部門雇用者数が、予想を大きく上回り32万1千人の増加となったことで、
一気に121円後半までドルは上昇しています。
テクニカルを見ても、上値をさえぎるものはなく、青天井の中の上昇というムードです。
調整が懸念されたWilliams %Rも、再び天井圏へ張り付いており、トレンド相場の継続を示唆しています。
今週も、衆院選の情勢で与党大勝の見通しが伝えられる中、アベノミクス継続への期待感から円売り・
日本株買いが維持されやすいと指摘されます。
複数の国内メディアが4日公表した選挙戦序盤の情勢調査結果によると、自民党は300を超える
議席獲得の勢いで、円売り・日本株買いを強める要因となっています。
期待先行で動いているため、期待がはく落した場合は巻き戻しが起こる可能性もありますが、市場では
波乱は少ないとの見方が多いようです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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