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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/10/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、朝方一時108円38銭まで上昇したものの、高値圏では輸出企業のドル売りが出て
上値を抑えられる動きとなりました。
その後も、株高にも 関わらず、反発の手掛かりを見出せずにじりじりと値を下げる展開となりました。

海外時間に入っても28-29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にして模様眺めムードが強く、
9月の米中古住宅販売仮契約指数が前月比0.3%上昇 で、市場予想の0.5%上昇に届かなかったこともあり、
107円61銭まで値を下げる動きとなりました。

NYの引けにかけては、ショートカバーも入りやや値を戻したものの、取引は少なくイベント待ちの雰囲気が
続いています。

テクニカルを見ると、朝方高値をつけた後は平均足が陰線を続けており、ドルの弱さが現れています。

また、パラボリックも昼過ぎに売り転換して以降、売り環境が続いており、海外市場でのドル下落を
先駆けて示唆する形となっています。

MACDを見ても、朝方のドル上昇で買い転換をしかけたものの失敗し、その後は一貫して売りサインを続けており、
昨日のドルの軟調な地合いを裏付ける動きとなっています。

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