2014/9/12のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、先週続いていた一連の高値と安値の切り上がりがストップし、
値動きが前日の高値と安値の範囲内に終始したインサイド・デイの陰線が現れました。
これは一本調子で続いていたドル上昇の勢いが弱まり、調整が入る可能性を示唆したもの
といえます。
また、価格は上昇し続けているにもかかわらず、RSIは小幅低下しており、
このダイバージェンスはいつ調整が入ってもおかしくないことを示しています。
先週のドル/円の上昇は力強く急激なものであったため、値固めの調整は正常な展開であると
いえるでしょう。
ただし、現状のムードから考えると価格での大きな調整は難しく、比較的小幅な値動きが続き
時間で調整する可能性が高いように思われます。
また、調整で下押しした場合でも基調であるドル高・円安に変化はなく、短期で再び高値を
試しにいく可能性が高そうです。
今週は、連邦公開市場委員会(FOMC)が行われますが、イエレンFRB議長の記者会見は、
9月FOMCは行われますが、10月FOMCでは行われない予定のため、重要な政策変更への
説明責任から、今月のFOMCが警戒されています。
FOMCでタカ派的な変更が行われた場合は、ドルが続伸する可能性が高く、相場の波乱には
留意が必要といえるでしょう。
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