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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/9/4のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドル相場は、アジア時間は材料難のなか1.31ドル半ばでの
小動きが続きました。
しかし、その後欧州中央銀行(ECB)が予想外の追加緩和を発表したことで、
ユーロが主要通貨に対して急落する動きとなりました。

ECBは市場予想に反して主要政策金利を10bp引き下げ過去最低としました。
また、ドラギECB総裁が理事会後の会見で、資産担保証券(ABS)とカバードボンドの
買い入れを予定より早い10月から開始する方針も明らかにしたことで、ユーロ売りに
拍車がかかりました。

この流れで、ボリンジャーバンドの下方ブレイクとバンドウォークが起こり(A)
ユーロは一気に下落する展開となり、節目の1.3000ドル を割り込むと、
一時1.2921ドルと1年2カ月ぶりの安値をつけました。
1日としては対ドルで1.5%以上の下落となり、2011年11月以来、約3年ぶりの
大 幅な下げを記録しました。

もっとも、MACDを見ると大幅下落前の東京午前中にはユーロ売りに
転換していることが確認でき、相場の流れもユーロ安方向へ傾きかけていたことが
伺われます(B)

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