2014/3/19のドル円相場の考察

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昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、ニューヨーク外為市場で、米連邦準備理事会（FRB）が
連邦公開市場委員会（FOMC）の声明を受けて急上昇しました。
FOMCは市場の予想通り、量的緩和の資産購入額を100億ドル縮小し、550億ドルと
することを決定したものの、付属の経済見通しの中で2015～16年のフェデラルファンド
（FF）金利の予想中央値をそれぞれ0．25％引き上げ1％と2．25％としたことでドル買い
が強まりました。

さらに、イエレン米連邦準備制度理事会（FRB）議長が会見で、金利引き上げが
「量的緩和終了の半年後」となる可能性もあるとの見解を示したため、政策金利の
引き上げ時期が当初見込みより早まるとの思惑が強まり、円売り・ドル買いの流れを
後押し、一気に102円半ばまで上昇しました。

テクニカルで見ると、FOMC声明発表まではドルが底堅いとはいえ、ボリンジャーバンドの
範囲内での小動きとなっていましたが、声明後の急騰で上方ブレイクのバンドウォークが
示現しています。

一方、MACDは東京時間朝方に既に買い転換を示しており、昨日は早い段階からドルの
反発が予想されていたことが分かります。

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