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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/2/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、朝方、日本の1月貿易統計が市場予想を上回る赤字を示すと円売りに振れ、
102円41銭まで上昇しました。

しかし、その後は株安がドル/円の上値を抑えるかたちとなり、
さらに弱い2月の中国製造業購買担当者景気指数速報値が発表されると、
円が主要通貨に対して買われる動きとなりました。

海外時間に入るとドルのショートカバーが先行する動きとなり、米国で強い景気指標が相次いだことも
ドルを支える要因となって、102円台を回復しました。

週間の新規失業保険申請件数は季節調整済みで3000件減の33万6000件となり、
労働市場の状況が着実に改善している兆候を示しており、2月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は
約4年ぶりの高水準となりました。

テクニカルで見ると、0.3%乖離のエンベロープを上下に振れており、通常の変動のなか、
方向感がない状況が示唆されています。

また、DMIを見るとADXが低下を続けており、低水準での動きとなっていることから、
上下に振れる動きのなかでもトレンドが出てきていない状況で、これも方向性のない動きを確認する形となっています。

提供: FXトレーディングシステムズ
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