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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/2/4のドル円相場の考察

昨日の豪ドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、豪ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日の豪ドル/円は、2%を超える大幅な上昇となりました。

オーストラリア準備銀行(RBA)が昨日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを
予想通り過去最低の2.50%に据え置いたものの、緩和政策へのバイアスに言及した部分を除外したため、
マーケットは一段の利下げを考慮していないとの考えを示したと受け止め、豪ドルの買い戻しにつながりました。

声明では「需要の持続可能な伸びと目標に沿ったインフレ実現に向け、
金融政策は適切に設定されている」と指摘し、その上で「現時点の経済指標の内容を考慮すると、
金利の安定期間を設けることが最も妥当となる公算が大きい」との見解を示しました。

これまでは、必要なら追加利下げを行う可能性を排除してこなかった内容が削除されたものとなっています。

為替についても「不快なほど高い」との言及が削除され、RBAの通貨高けん制姿勢は
後退したと見方が強まったことも豪ドルの買い戻しを強めることとなりました。

パラボリックを見ると、東京朝方に買い転換して以降、一貫して買いの状態を続けていることが分かります。

MACDもほぼ同じタイミングで買いに転換しており、テクニカル指標が相場の大幅な上昇に先駆けて
買いのサインを示していたことが確認できます。

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