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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/8/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日の東京時間のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を前に積極的な売買は見送られ、日経平均株価の動きに連動する取引となりました。
前場に日経平均株価がマイナス圏に沈む場面では97円12銭まで下落する局面もありましたが、後場に入り日経平均株価がプラス圏に戻すと97円70銭近辺まで上昇、「株が上がればドル買い、株が下がればドル売りという単純な反応が続きました。

海外時間に入っても同様にドルの底堅い動きが続き、注目の7月30・31日開催のFOMC議事録では「緩和縮小時期に関して政策決定の投票権を持つ委員の意見の違いが明らかになったが、全体としては市場の9月緩和縮小観測の大幅な修正を迫るものではない」と、米連邦準備理事会(FRB)が9月に資産買い入れ(量的緩和)の縮小を始めるという従来の見方を覆す内容でなかったと受け止められたため、ドルが一段の上昇となりました。
この流れで、ドル/円は一時97円98銭の高値を付け、97円後半を維持して引けています。

テクニカルで見ても、昨日は、パラボリックが東京時間スタート時に買い転換しており、その後も一貫して買い状況を続けていることが分かります。

MACDを見ても同様に、一昨日の海外市場で陽転後、現状でもまだ買いサインを出し続けています。

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