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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/8/9のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams%Rを表示しています。

先週のドル/円は、日本銀行金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決定されたことや米国10年債利回りが低下したことを受け、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いが活発化し、99円15銭から95円81銭まで下落しました。

米国務省が中東や北アフリカでのテロの脅威を警告したことも、リスク回避の円買いに繋がったとの指摘もあります。

テクニカルでも、ドル下落基調が鮮明となってきています。

一目均衡表の先行スパンの雲を下抜けていこう一段の下落となっており、遅行スパンとローソク足は逆行の動きとなり、相場の下落加速が見られました(A)

先週半ばには、6月安値から7月高値までの上昇幅の61.8%戻し水準を超えて下落しており、全値戻しである93円台すらも視野に入ってきている形です(B)

ただし、短期的には、Williams%Rが売られ過ぎ水準を示しているように、やや下落が急激であったために調整的な動きが先行する可能性が考えられます(C)

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