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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/7/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、東京市場が休場だったことから、アジア時間では99円前半での小動きとなりました。

しかし、欧州時間に入ると、中国の国内総生産(GDP)統計を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、一時100円49銭まで円安が進行しました。
中国の2013年4~6月期の実質GDPは前年同期比7.5%増と、2期連続の減速となったものの、市場予想と一致する結果だったことから、過度な悲観論が後退として、事前に売られていたドルが買い戻されたと指摘されます。

この動きで、ボリンジャーバンドを上抜けし、バンドウォークが示現しました(A)

また、DMIを見ると、この間一貫してADXが上昇を続けており、この動きがトレンドを伴ったものであることが確認できます(B)

NY時間の終りにかけては、週央に行われるバーナンキ議長の議会証言に注目しているため、市場はその内容を見極めたいとの思惑からポジション調整の動きとなり100円割れまで押し戻される動きとなっています。

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