2013/7/9のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.2%・0.3%)、MACDを表示しています。 |
昨日は、日経平均が300円超、NYダウも70ドル超の上昇となり、株式市場は堅調な動きを見せましたが、ドル/円相場の反応は鈍く、101円を挟んだ方向性のない相場となっています。
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長による経済政策に関しての講演や、FRBによる6月18・19日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を10日に控えて模様眺めムードが強まったとの指摘もあります。
テクニカルで見ても、参加者が方向性に迷い手控えている様子が伺えます。
昨日は、終始0.2%乖離のエンベロープの中に収まっており、通常0.3%~0.5%程度の動きがあることが多いことを感上げると、変動の小ささが分かります。
また、MACDを見てもゼロ水準に近いレベルでシグナルと交錯しており、方向性がはっきりと出ていないことが確認できます。
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