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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

週明けのドル/円相場は、早朝から騰勢を強め、午前8時20分ごろには98円43銭まで上昇し、未明につけた安値97円43銭からちょうど1円値を戻す動きとなりました。
その後、日本の1-3月期実質国内総生産(GDP)改定値が年率換算で4.1%増となり、速報値の3.5%増から上方修正されたことなどを好感して日経平均株価が急伸したこともドル/円の支援材料となりました。
NY時間に入ると、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げると発表したことで、さらに上げ幅が広がり、一時99円28銭の高値まで値を戻しています。

テクニカルを見ると、先行スパンの雲から上方へ離れ、下抜けリスクが小さくなっているように見えます(A)
週後半から急速に雲が上昇していくのに合わせて、相場も戻っていくのかどうか注目されます。

遅行スパンはローソク足水準まで戻しており、再度陽転の可能性を高めています(B)
また、順行が継続しており、この流れが続けば週後半にもう一段の上昇が期待されます。

もっとも、MACDを見ると売り状態が続いていることが確認出来るため、この転換が起きるのかどうか見極めたいところです(C)

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