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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/5/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日の東京時間のドル/円は、終始ドルの上値の重い展開が続きました。
円債市場で各年限の利回りが軒並み上昇したことを受け、徐々にドル/円の上値が重くなり、日経平均のさえない値動きも重しとして意識されたものといえそうです。
午前の安値101円36銭を下回ると下落幅を拡大し、一時101円26銭をつける動きとなりました。

この間、パラボリックは一貫して売りサインを出し続けており、MACDも売り環境を維持していることが確認できます。
また、平均足もほぼ一貫して陰線が続いています。

しかし、海外時間に入ると一転してドルが値を戻す展開となりました。
エコノミストは物価が想定通りのペースで上昇しない場合、日銀は早ければ10月にも追加緩和策を打ち出す可能性があるとの見方がある一方、米連邦準備理事会(FRB)は年内に資産買い入れプログラムを縮小するとの観測がり、これを背景にドル/円は上昇し、NY市場で一時102円40銭と4年半ぶりの高値を付けました。

MACDは20時には反転を示し、パラボリックは少し遅れて21時には買い転換を示しており、平均足が陽線を続けていることが確認できます。

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