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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/4/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

週明けの昨日のドル/円は、先週末の流れを受けドルが軟調に推移しました。
東京午前に中国の第1・四半期のGDPが予想を下回ったことが伝わると豪ドル/円が急落し、リスクオフの流れが広がる中で、ドル/円も97円半ばまで下落しました。
ただ押し目買い意欲も強く、その後は97円後半で底堅い動きとなりました(A)

この間にMACDは陽転しており、ドルの反発を感じさせる動きとなっています(B)

しかし、海外時間に入るとニューヨーク州製造業業況指数が市場予想を下回り、住宅建設業者指数が前月から低下したことで、世界的な景気回復は勢いを失いつつあるとの懸念が高まり、ドル売りが強まる動きとなりました。
さらにNY引けにかけては、「米マサチューセッツ州ボストンで開催されたボストンマラソンのゴール付近で2回の爆発が発生し、少なくとも2人が死亡したとの報道」が流れ、これを受けて株価は急落、ドルもストップロスを巻き込み一時95円後半まで急落しました(C)

MACDを見ても、再び陰転しており、ドル売りを示唆していることが確認できます(D)

本日は、同ニュースの進展を見つつ、株価にらみの値動きになりそうです。

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