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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/4/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

週明けの昨日のドル/円は、東京市場オープン前からドル買いが進み、週末の終値からギャップを開けて東京がスタートする展開となりました。
通常、ギャップを埋める動きが先行することが多いのですが、昨日は窓埋めに行くことなく上昇を続けており、相場の強さをうかがわせるものとなっています。

その後も価格は上昇を続けていますが、RSIは逆に下落しておりダイバージェンスが確認できます。
これも反落のサインであることが多いのですが、昨日は逆にRSIの反転上昇となり、価格も2009年5月以来の99円台を回復する動きとなっています。

ドル/円のテーマは米景気から黒田日銀総裁の異次元緩和に完全に移行しており、また相場としても「買うから上がる、上がるから買う、という全く理屈が通用しない世界に入ってしまった。」との指摘もあります。

実際に日銀が世の中に資金を供給するのはこれからであり、それに応じて円が一段と安くなるという円の先安観は極めて強いものとなっています。

マーケットでは、大きな節目である100円では、それなりに利益確定のドル売りが出ることが予想されていますが、リスク回避志向が突然高まる事態がなければ、それを飲み込んで上昇すると予想する向きも多く、100円突破も近いのかもしれません。

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