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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/4/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間は方向感がなく93円半ばでの取引が続きました(A)
日銀金融政策決定会合の結果を見極めるまでは動きにくいというムードが強かったためといえるでしょう。

しかし、海外市場に入ると3月のADP全米雇用報告とISM非製造業総合指数がいずれも市場予想を下回ったことから、米経済が停滞したとの懸念が台頭しドルが売られる展開となりました。
この流れでボリンジャーバンドを下抜き、バンドウォークを形成しながらドルは下落、92円69銭の安値をつけました(B)

もとおも、MACDを見ると欧州スタートには既に陰転しており、ドルの下落を先駆けて示唆していたことが分かります(C)

その後は、押し目買いも出てドルは値を戻し93円台を回復する動きとなっています。

本日は、日銀の政策変更の発表があり、マーケットの注目が集まります。
大胆な緩和策へのマーケットの期待感が強いだけに失望リスクも高いことには留意しておくべきかもしれません。

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