2013/3/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、東京時間午前にじりじりと値を下げ、一時93円を割り込む局面がありました(A)。
市場は、アベノミクスや日銀金融政策など、現時点で織り込めるものは全て織り込んでしまい、現実の政策を見る段階に入っており、本日まで日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和は見送る公算が大きく、黒田東彦新総裁の下で開かれる見通しの4月3・4日の会合まで動きにくいとの指摘もありました。
ただし、ドルの下値も堅く、日本株が堅調なこともあり、東京時間午後にはドルは値を持ち直す展開となっています(B)。
MACDを見ても、朝方に売り転換したものの、午後にはすぐに反転に転じており、ドルの底堅さを示唆するものといえそうです(C)。
海外市場に入ると、米ADP雇用指数が予想を上回る結果となり、ドル買いが進む展開となりました。
この流れで、ドル/円もボリンジャーバンドのアッパーバンドを上抜け、バンドウォークを伴って94円台を回復する動きとなっています(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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