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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/2/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)RSIを表示しています。

昨日のドル/円は、円売りの流れが継続し一時94円07銭と2010年5月以来2年9カ月ぶりの高値をつけました。
リフレ政策を掲げる安倍内閣への期待感から海外勢の円売り意欲は依然根強く、市場では95円は通過点に過ぎないとの見方もでています。

94円台を付けた後は、利食いも散見され93円前半まで押し戻されましたが、押し目買い意欲は強く93円半ばで次の上昇のきっかけを待つ動きとなっています。

ただし、テクニカルで見ると、やや調整の動きが窺えます。
昨日の東京時間の上昇時には、価格は切り上がり続けていますが、RSIは軟化しており反転の可能性を示すダイバージェンスが確認できました(A・A’)

また、パラボリックは94円台をつけるまでは一貫して買いサインを出し続けていましたが、その後は売り転換しており、途中買い転換するも一過性に終わっています。

もっとも、このようにテクニカルでは調整を示唆するものが多くなってきていますが、今のような一方的なトレンド相場ではテクニカルが機能しないこともよくある傾向です。
安易な逆張りはリスクが高く、相場の流れについていくしかないとの声が市場では多いようです。

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