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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/12/17のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

週明けの東京市場は円売り先行の動きとなりました。
日曜日の衆院選で自民党が大勝し安倍政権発足が確実となったことを受けて、マーケットでは朝から円売りに反応し、先週末の終値から窓をあけて84円台にジャンプアップしてスタートしました(A)
この動きでドル/円は2011年4月以来の高値である84円48銭を付けています。

ただし、週初の窓開けの場合は短時間で窓を埋めに来る動きとなることが多く、また84円台では材料出尽くしの利食いのドル売りが出たことにより、東京オープン時以降は徐々にドルが値を消す動きが続きました。

MACDをみても欧州参入後には陰転してしまっており、調整色が強まったことを示しています(B)

もっとも、昨日ほぼ窓を埋めてきたことや円の先安観の強さから83円半ばは強いサポートとなっており、下押しも限られたものといえそうです。

本日朝方は、再びMACDが陽転してきており84円台回復を試す動きが期待されます(C)

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