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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/12/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日もドル/円は、東京時間から海外時間まで一貫して軟調な地合いが続きました。
自民党の安倍晋三総裁のコメントを受けた円安反応(安倍トレード)は一巡し、注目は総選挙で自民党が過半数を制するのか、連立政権がどう組まれるかに移っているようです。
また、週末に11月米雇用統計の発表を控えて動きにくいなか、これまでの期待先行の円売りの巻き戻しも出ていると指摘されます。

朝方、パラボリックが売り転換して以降、海外市場でも一貫して売り環境が続いていることが分かります。

平均足も、終始陰線を続けており、ドルが軟調なことが確認出来ます。

DMIを見ると、ADXがしっかりとした上昇となっており、昨日のドル安がトレンドを伴っていたものであることが示唆されています。

もっとも、今朝は平均足・パラボリックともに陽転しており、81円半ばは下値抵抗となりそうです。
米雇用統計までは、ドルの下値も限られたものとなるでしょう。

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