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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/12/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、一貫して軟調な地合いとなりました。
一時7カ月ぶりに9,500円を回復した日経平均株価が上げ幅を縮小し、上海株もマイナス圏に沈むなど、投資家のリスク選好に陰りがみられる中で、円はやや買い戻されたと指摘されます。

パラボリックも先週末の売り転換以降一貫して売りサインとなっており、MACDもシグナルを下回り低下を続けておりドルが軟調だったことを示しています。

欧州時間に入るとメルケル独首相がギリシャに対する債務減免を検討する可能性を排除しないとの考えを示し、スペインが銀行支援を正式に要請したことで、欧州債務危機に対する懸念が緩和したことを受け、ややリスク・オンのムードとなり、ドルが買い戻されました。

パラボリック、MACDもともに陽転しており、ドル売りが一服したことが窺えます。

もっとも、MACDはまだ低水準で交錯しており、明確な買いサインとはなっていません。
パラボリックも反転の可能性を残していることから、本日も上値の重い神経質な取引が続きそうです。

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