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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/11/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、東京午前中は80円半ばでの方向感のない取引が続きましたが、海外市場に入ると徐々に値を消す展開となりました。

先週末の米雇用統計を受けてドル/円は80円68銭まで上昇し半年ぶりの高値を付けましたが、週明けの東京市場ではドル買いは持続せず、逆に反動の調整でドルは上値の重い展開となりました。
また、米大統領選を控えて模様眺めムードが強まり取引を手控える市場参加者も多く、調整の動きを強める要因ともなっていました。

パラボリックを見ると、東京午後には陰転しており、その後今朝の陽転まで一貫してドル売り状況であったことが確認できます。
調整的な動きであり、ドルの大きな下落には繋がらないものの、目先上値の重さを示唆する動きといえます。

DMIを見ても、昨日は一貫してADXが下落基調を続けており、トレンドを失くし調整局面に入っていることを示しています。

市場では、オバマ氏が米大統領選で勝利すれば、現行の超金融緩和政策が維持され、ドル安に振れる可能性指摘されており、大統領選の結果には注目が集まっています。

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