2012/10/9のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、朝方は投資家がリスク選好姿勢を維持する中で円売りが優勢な動きとなりました。
ただし、上値も78円半ばを越えることが出来ず、ボリンジャーバンドのアッパーバンドが上値抵抗として機能しました(A)。
欧州時間に入ると第3・四半期の米企業決算をめぐる警戒感に加え、ギリシャやスペインをめぐる先行き不透明感を背景に、質への逃避の動きが広がり、円の買い戻し圧力が強まりました。
この動きでロアーバンドを突破しましたが、一過性の動きにとどまり、バンドウォークには繋がりませんでした(B)。
上値・下値ともに抵抗が強くドル/円は78円台前半で方向性のない動きを続けています。
DMIを見ても、ADXが低水準で横這いを続けており、明確なトレンドがなく、相場の膠着状況を確認出来るものとなっています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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