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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/9/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.2%・0.3%)、RSIを表示しています。

昨日のドル/円は、世界的な景気停滞を懸念する雰囲気から株価が上値の重たい値動きになり、これを受けてリスク・オフへの意識が徐々に強まり、円が買い戻される展開となりました。
海外時間に入っても欧州全般的な景気減速懸念、スペインの再格下げや支援問題の不透明感などが嫌気されてリスク・オフのムードは強く、ドル/円は下値抵抗の78円水準を割り込む動きとなりました。

テクニカルで見ると、一貫してドルが軟調な動きを続けるなか、アジア時間は0.2%乖離のエンベロープで支えられており、下落の勢いは急激なものではなりませんでした(A)
さらに欧州時間以降はやや下落圧力が強まったものの0.3%乖離のエンベロープで止まっており、標準的な値動きの範囲内といえます。

78円を割り込んだことで介入警戒感は強いものの、介入には急激な動きが必要と思われ、現状の緩やかなドルの下落では介入のきっかけがつかめないという指摘もあります。

ただし、RSIをローソク足の動きを見るとダイバージェンスに近い形に見えます(C・C’)
短期的には自律反発の可能性もあるのかもしれません。

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