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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/7/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日は、米国市場が休場ということもあり、79円台での方向感のない取引が続きました。
今週に入り、上値では80円水準になると本邦輸出企業がドル売りを続けており、下値では介入警戒感もあることで79円台での取引から一方向への動きが見いだせない状況となっています。

テクニカルで見ても、判断に迷う形といえます。
Williams%Rは中立水準やや上の位置で横這いで揉み合っており、まったく方向性をつかめません(A)

一目均衡表の先行スパンを見ると厚い雲がかぶさってきており、この雲に突入できるか、雲を上値抵抗に押し下げられるかでここからの動きが変化してきそうな形状といえます(B)

遅行スパンは陽転しているものの今週はまだ下への力がかかっており、安心できません(C)
もっとも、この遅行スパンとローソク足が逆行することにより、上昇した場合は一気に上抜けする可能性もあり注意は必要でしょう(C)

いずれにしても、今週末の動きを見極めてから、次の展開を見定めていく動きになりそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
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