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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/6/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円は東京朝方に79.50円台から79.36円まで下落したものの、仲値がややドル不足だったため、再び79.50円レベルまで値を戻しました。
午後は上下10銭という非常に狭いレンジ内での値動きでした。
市場では、輸出企業のドル売りが指摘されましたが、79.20円水準は底堅くなっています。
もっとも、上値も重く、前週末から今週初めに80円台でドル買いに動いた参加者がポジション解消の機会を狙っているとの指摘もあります。

海外時間に入ると、ドルが徐々に買い戻されることとなり79.80円水準まで上昇しました。
新たな材料はないものの、民主党内の亀裂を受けた政局不透明感が円相場を圧迫し始める可能性があるとの声が聞かれています。

テクニカルを見ると、パラボリックが朝方買い転換して、その後の下押しにも反転はなく上昇基調を続けていたことが分かります。

また、MACDを見ても朝方に買い転換した後は、一時的にMACDとシグナルが接近する局面はあったものの反転には至っておらず、昨日のドル堅調さを裏付けています。

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