2012/2/16のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、Williams %Rを表示しています。 |
昨日のアジア時間のユーロ/ドルは、一昨日からのユーロ売り圧力継続の流れで、上値をレジスタンスラインRに抑えられて押し下げられる展開となりました。
1.30ドル割れにはストップロスの売り注文もあった模様で欧州スタート時のユーロ売りで、このストップがヒットし1.30ドルを割れる動きとなりました。
しかし、その後に独財務省が「4月のギリシャ総選挙後までギリシャ向け第2次支援を延期する計画はない」との見解を示したことやギリシャ政府筋から「ギリシャと国際支援機関は支援に必要な約3億2500万ユーロの歳出削減の具体策で合意した」との発言を受けてユーロは急反発となりました。
さらに、「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債を新発債に交換する方向」、「ECBのギリシャ債務交換は週末にも完了する見込み」との報道が、一段とユーロを押し上げることとなっています。
テクニカルで見ると、レジスタンスラインRを上抜けたことで上昇への転換が確認できます。
また、東京午後のユーロ安の動きを見るとローソク足とWilliams%Rでのダイバージェンスが観測され、相場の転換が示唆されていたことが分かります(A・A’)。
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