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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/24のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

市場の関心が欧州情勢に終始し、ドル/円の取引が手控えられているため、現状のドル/円は76円台半ばから77円台前半での膠着した相場が続いています。
しかし、テクニカルで見ると、膠着した相場ながら徐々に次への動きの兆しが出てきているようにも見えます。

ローソク足を見ると現状ではダブルボトムのパターンを形成しているように見えます(A)
再度下攻めをして76円台半ばを付けるトリプルボトムもしくはリバース・ヘッド・アンド・ショルダーとなる可能性もありますが、ネックラインである77.30円水準を上抜けるかどうかがポイントでしょう。

MACDを見ても先週すでに買い転換していることが確認できます(B)
深い底での転換であり、相場の潮目の変化の可能性が期待されます。

ただし、現状では77.30円水準に上値抵抗が出来ています(C)
ここはダブルボトムのネックラインであり、この水準の攻防が注目されます。
また、これを抜けても77.50円水準には先行スパンの雲が控えています(D)

円安の流れが起きるためには77.50円ス順をしっかりと上抜けていくことが必要といえそうです。

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