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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/17のユーロ/円相場の考察

昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/円相場は、英フィナンシャルタイムズが「日本政府はユーロ相場で介入を実施する可能性があるとのシグナルを出している」と報じたことや、中国の経済指標が堅調な動きとなったことを受けて、ユーロが買い戻される展開となりました。

テクニカルには、97円水準の下値抵抗が下値を支えて反発に転じた形となっています。

縮小していたボリンジャーバンドは拡大に転じ、これを上抜けたことでバンドウォークを示現しています(A)
欧州参入時に利食いで上値を抑えられたものの、ユーロ買い戻しの流れは続き、一時98円を回復する展開となりました(B)

もっともMACDを見ると、一昨日の欧州時間には既に買い転換しており、昨日のユーロ買い戻しを先行して示唆していたことが分かります(C)

ただし、ユーロの基調はまだ下落方向にあり、昨日の戻しは調整局面と考えあれますので上値追いには注意が必要でしょう。

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