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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/12/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、北朝鮮の金正日総書記の死亡ニュースで相場が動きました。
東京の昼過ぎに金正日総書記の死亡の報道があり、為替相場は北朝鮮による地政学的リスクの増大を嫌気し、ドル買いが進むこととなりました。
この動きでドル/円も77.85円水準から一気に78.15円までの上昇となっています(A)

もっとも、この動きは一過性であり、すぐに反落したためバンドウォークは失敗に終わっています。
その後もじりじり値を下げましたが、下値も限定的であり、海外時間は終始77円後半での膠着した取引が続くこととなりました。

DMIを見ても、金正日総書記の死亡ニュースの時にADXの若干の上昇がみられたものの、20レベルを上抜くことはなく、ADXは低位横這いを続けており、相場の方向性がないことを示唆しています(B)

ただし、現状では先週末の安値からのサポートラインS に下値を支えられており、このラインを維持できるかどうかが注目されます。

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